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MAZDA3はこの角度からが一番美しい。



RX-8を点検へ出すついでに半日モニターしてきました。

今回乗ったのは2LガソリンのFF仕様みたいです。

長さは覚えてないけども幅は8より少し長い1795mmなので、そんなに差はないものの擦らないように気をつけたいと思います。

ざっくりと説明を受けて早速出発。まずは通常のDレンジで街中をするすると走ります。旧デミオなんかのような軽快さはないけれどしっとりとした足回りで快適に動いております。移動の道具として使っている分には駆動方式とかホント関係ないですね。

平日モニターやる時はすっかり定番コースと化してしまった、高野山~龍神スカイライン~護摩壇山で折り返しのコースへ今日も向かいます。

標高1000mを越える山並みをつたう、荒れた路面の区間あり、連続するブラインドコーナーあり、快走区間もあり、の常用域の性能確認にはもってこいのコースでありましょう(まあ、半日で行って帰ってこれる範囲ってどうしても限られてくる訳ですが、そのなかではテストドライブ向きなんではなかろうか)。

途中トンネルを通る時にマツコネのナビ画面が道なき道を進んでるようになってたりしてて、これは仕様なのか、この3だけがそうなのか、いや、どっちにしても今時のナビでそれはないでしょ、なんて思いつつオートライトでトンネル連続してても楽々ですねー、と駆け抜ける。オンオフの反応は悪くないのではないでしょうか。ウチのクルマにはオートライトなんてハイカラなものついてないので比べようがないですが。


高野山ルートへ向かうため、フルーツラインを往く。和歌山らしい、山肌に沿ってアスファルトを張りつけた、アップダウンの豪快な快走路をマニュアルモードで走る。やはり普段MTで慣れているとこういう道はギアが固定できた方がリズムが作りやすくて走りやすいですね。

以前NDロードスターを同じように半日試乗した時(因みに今は、試乗車で無茶して事故、が何件かあったらしくNDは半日試乗の対象外です)には、どうもギア比が使いづらいなぁ、と思ったものだが、今回3ではそんな違和感はなかったですね。ギア比だけではなく排気量の関係かもしれないですが。

NDの時は2速だと回りすぎる、3速だと回転が落ちすぎるというシュチュエーションが多かったんですが、今回はまず不満のないフィーリングでした。

霊峰高野山へ向かうヒルクライム。道幅は狭く、路面は荒れた状態の箇所も多い(世界遺産に認定されていながら未だにそこここで工事をしている、元々が難所なのです)、しかしそれだけに素性の試されるセクションです。生半可なセッティングではロールが過ぎてふわふわしたり、底づきしたりで楽しいドライブとはいかなくなります。

勿論、しっかりと速度を殺してゆったりと曲がればなんということもないのですが、制限速度の範囲内で滑らかに走り抜けたいものです。

マニュアルモードを更にスポーツモードに変更して挑戦です、レスポンスがよくなりギアの変速もよりスパッと切り替わります。ただ、ブリッピングとかはついてなさそう。まあ、スポーツカーとしては売ってないですからね、仕方ない。MSVとか出ればその辺も楽しくセッティングされるのではないでしょうか(という願望)。

ここでも流石にしっとりな足回りなのですが、コーナー出口でなんだかプルっと震える感覚が出るので、あー、こりゃちょっとなぁー、とダメ出し気分だったのですが、ナビシートのヨメから操作がなってない、と逆にこちらがダメ出しをくらう。

そう言われて少し慎重に操作を見直すと、変な挙動は確かにかなり収まった。多分だが、普段がFR基本なので走り方が違うのかな、と少しええかっこしとく。(むしろカッコ悪い)

減速、旋回、加速、をしっかりと分解して、走り方を見直すと、滑らかな立ち上がりを見せてくれた。個人的な感覚で間違ってるかもしれないが、FRは旋回から加速の辺り、クリップからアクセルオンの辺りはやや曖昧でもいけてしまうところがあるのかな、と。FFはコーナー抜けてアクセルオンするときにはもうステア操作は終わらせておかないとスムースに抜けられない、そんな印象でした。

そう言えば途中からDUCATTI(多分モンスター?)が前を走ってたけど全然Lツインの音が聞こえてこなかったので遮音性はかなり高いかと思われます。(高野山着した時にちょうどソイツが走り出すところを見たんですが、乾式クラッチシャランシャラのマフラーはバスンバスンの、けっこうな音をさせていたのでバイクが静かで聞こえなかったのではないと思われます)

そんなこんなでコツらしきものをつかみつつ高野山着。DSC_0315

精進とは無縁の肉っ気の多いランチを頂いて、かるーくお寺を見てスカイラインへ向かいます。

無料化されて久しいスカイラインは少しづつ路面が荒れてきているとは言われるものの、ここまでがまあ、なんなので、随分と快走路ではあります。

展望の開けたところがそんなにある訳ではないのですが、時折ちらと見える風景が、解放感を感じさせます。
まあ、この辺りの和歌山奈良エリア、天気が悪いと本当に何かあったら死ぬんじゃなかろうかという絶望感のある景色に様変わりするんですが、今日は快晴なので爽やかな高原の峰々を走る快感を堪能です。

交差点を曲がる時なんかはわりとAピラーが視界に被って気になるのですが、直線主体の快走路は前もしっかりと見えてよろしいです。ただカーブは意外と先が見えない所が多いので対向車がはみ出してこないか、自分もはみ出てないか、気をつけつつ、車線の範囲で楽しむようしっかり意識しておかないといけません。

ナビ画面をチラチラ見られたら意外な曲率とか道の様子がわかるので、それなりに参考にします。

前走車もボチボチのペースだったのでまあまあな感じで折り返しの護摩壇山へ到着。

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どうですこの青の青さ。

ちょっと休憩して帰りは高野山まで運転交代。助手席で様子をみます。

ヨメの方はちょくちょく他の車も運転する必要があるので、自分ちのと違ってもそんなに違和感なく合わしていけているようです。
この圧倒的経験値の差よ。

横で乗っているとGベクタリングコントロールの恩恵がより受けやすいのか、座ってて腰から揺り動かされることはまずないですね。ちょっとワイルドに走ってみた、と言ってたけどもこちらの身体は楽。


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内装。最近のマツダ車はオサレになりましたね。ダッシュボードの造形なんか美しいですね、機能的な意味は感じないけど。

まあ、ハザードのスイッチだけもう少し押しやすい位置にあってくれれば文句はないです。ハザードの意味合いからすると本来はマツコネの画面とエアコンの操作パネルとの間にででんとあるべきと思うのですが、そこはデザイン優先させたのかな?  美しいとは思います。

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外観のテール回りも見た目には好きなんですが、試乗車なのにリアガラスが埃っぽいという、汚れやすい角度。けっこう寝てますね。カッコいいです。それでも中からの視認性はいいです。

あと215幅の18インチってぇのはちょっと背伸びしすぎなんじゃないかなぁ、17でいいでしょ。見た目の美しさと走りの切れ味がマッチしてない感じがありますかね。ただスタイリング的には18インチなんでしょうね。なんならイキって19インチ履きたかったかもしれない。これまたMSVが出るなんてことがあれば19インチ化は間違いないのではないでしょうか。


リアの曲面は本当に凝ってて、はーこりゃ美しい、ぶつけたら板金えらいことになるぞ、と予感させる造形で、セクシーです。酔っぱらったら舐めたくなるようなアピールポイントです。

見た目に凝った、ソコソコのお値段で買うことのできるハッチバックとしては格別の美しさで、マツダというメーカーがブランド化に必死で取り組んでいるのがよくわかる一台だと思います。

ベンツ・BMW、国産ではレクサスのような、どのモデルでもそのメーカーらしさを感じられる統一的なデザインをマツダも推進しています。

どのモデルを買ってもそれなりにお値段がするので、どれでもそれなりに自慢できるからメーカーの顔を統一しても意味があり、マツダ3を買って2とぱっと見に区別がつかないことはかえって不利なんじゃないかな、と感じるのですが、どうなんでしょうか。CXシリーズともあんまり区別がつかないですよね。勿論、ちゃんと見比べると違うんですが。

世界の2%の人に刺さるクルマ造り、というコンセプトとマツダブランドとしての統一性という思想は決して相性がよろしくないと感じるのですが、どうでしょうかね。他のマツダ車よりMAZDA3がいいんだ、というファン、そうしたファンがモデル各につけば双方を満たせるんでしょうが、中々ハードな挑戦だと思います。

自分にとってはいいクルマだとは思うけど他のどのモデルでもなくコレ! と言えるOne&only感はなかったですね。

ただまあそれも僕が2%に含まれてないだけ、かもしれないのですが。