…って、残念なのは我が家だけの話ですが、KSRを廃車する予定です。
この前オイルとフィルターを交換して試走した時には何もなかったのですが、夜ヨメが乗って走り出した時にずーっと走行ラインに沿って線が引かれていったのですね(こちらはヨメが出かけると同時に犬の散歩へ出たので走り去るところを見ていた)。
うわ、雨露が垂れたにしては線がずーっと続きすぎている、まさかガソリン漏れたりしてないよね!? などと焦るも家に帰るまで連絡のとりようもないので一先ずお散歩を済ませ、出先のヨメに連絡すると「ヤバイ」とのこと。何かエンジンからカンカンいう高い音がする、っていう回答。
なんだろな? と思いつつネットを徘徊していると、オイル切れでタペット打ってる音なんじゃないか、という予想。
ヤバイがどうしようもない。
家に戻る途中、そろそろどうしようもなくなったところで近くにあったガソリンスタンドへ置かせてもらって、翌日バイク屋に回収してもらった。
それで診てもらった報告を今日もらったのだが、最初ドレンボルトが緩んだのかと思っていたら、そうではなくどうもクランクケースが割れて(?)中からオイルが漏れ出てるみたい、ということ。
元々中古で買った時に吸排気、クラッチキットを組み込んでいるところまでは(見てわかるからね)判っていたのだけれど、実際のところドコまで弄っていたのかはわからない。色こそ純正同様黒いがシリンダーも替えてるんじゃないの? と購入後数年たって疑ったりもした。更に中なんてホントのとこどうだか…。
いや、それを不満に思っているんじゃあないんですよ。治すとなると結構なんやかやを部品交換していかないといけなくなるだろうけど、治すことによってこれまでの、ちょっと手間がかかるけど普通じゃないパワーを失って、治ったけど普通のKSRになってしまうのがイヤなんですね。
(そこまで言うほどハイチューンな訳でもないんだけどね。エアフィルター純正仕様だし実際にはエンジンまで手が入っている可能性はそれほど高くない)
せっかくの牙を殺さぬよう、しかし少しでもこちらの言うことも聞いてもらおうと、始動性があがるようにあれやこれや調べてみて仮説を立てたり、更に手を加えてみたり、してきたんだけどそれをしなくてよくなるんなら楽でいいけど、それってこのKSRでなくていいよね? という意見で纏まったのでもうこの際乗換えを検討しよう、と。
8にビラーゴ、どちらもそれなりに走行距離も伸びてきていつかトラブルで動かせない時が来るであろう事は想像に難くないので、もう少し信頼性の高い、なおかつ楽しい小型バイクを迎えた方がいいんじゃないか、という次第です。
残念ではあるけど、まあ、自分らとしてはやりきったかなぁ、と思う。なんだかんだ不満と不安にかられつつも一万キロまでメーター回せたし。
いい勉強させてもらったこれまでありがとう! ……という結構爽やかな心持ち。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。