先日下見だけしていたKSR110のイグニッションコイルの交換を、この長閑な昼下がりの中行いますよ。

一番の山場、と恐れていたガソリンタンクの取り外しはこないだの時に燃料ホースへシリコングリスを馴染ませておいたので、慎重にやっていたらうまいこと外れた。タンクの真裏(?)にある謎のホースも(タンク内の空気抜きだか水抜きだかそんな用途のホースだと思う)無難に外せた。

しかし外せてしまえば逆に、基本的にはフレームに乗っかってるだけっていうのが恐ろしくもある。いやまあ、しっかり留まってるんですけど。え? こんなのでいいの? って感じですね。まあ、今までそれにさんざ跨ってブンブン走ってたんで問題ないのは知っていますがね。

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さて、ともかく第一段階を無難にこなせたので本題に入ろう。まずはノーマルのイグニッションコイルを取り外す。
お、何だ? すっかり忘れていたがお手製のアーシングケーブルがついているじゃないですか。生意気な。

効果あったんですかね、コレ?コイルと同時に取り外す。

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すいません、左が取り外したノーマルのイグニッションコイル、右が新しく取り付けるウオタニのものです。ウオタニさん、少し傾いているのがわかるかと思いますが、ノーマルは同じ取付穴にまっすぐついていたのです。
KSRはナナメにしたらフレーム側に加工なしでつくことをネットを徘徊している時に知って、取り付けを決意したといっても過言ではありません。

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なんだか見難い書き込みをしましたが、ウオタニのコイルについている配線は赤がマイナス側、黄色をプラス側に接続するようにされているので、慣れた人には大変紛らわしいらしいのですが、そこは素人。「ほぉー、そうかねそうかね」と、特に気にもならずに繋いでいきます。ホントはね、こんな差込で接続なんかしないでしっかりとやってやればいいんでしょうが、まあ、タンクの陰に隠れる所だし、トラブりにくいかな? という気持ちで安易にやっています。

とはいえそれぞれの端子の作成、接続は、確実に。そこがダメなら動かないですからね。

接続はノーマル時に使われていた配線をそのまま流用。ノーマルのコイルのプラス線にささっていたオス端子をそのまま差込み、イグニッションコイルのアースに使われていた配線をそのままマイナス線として流用。

こんなんでいいのか、と思わなくもないが、実質ノーマルからコイルを交換しただけ、の状態なのでむしろいいかな? なんて。

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 プラグコードを適切な長さにカットしてキャップを右回しでねじ込む。そうすればプラグコードの中をキャップの中にあるドリル状の端子が食い込んでプラグコードとして使える状態になる。
文章だとわかりにくいが、ぐいぐい右回しに押し込む。

そしてこんな感じに、なりました。

一応、できた?


最後に各箇所を軽く引っ張ったり、ネジの増し締めをしたりして最終確認後、タンクを装着。うん、裏っ側のホースも忘れずに差し込んだぞ。


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・・・さあ、見てください、コレ。敢えて地味めな色のプラグコードを選択したのもあり、ノーマル・・・? じゃないよね?? しかしながら黒くて地味なプラグキャップの頭には燦然と輝くNGK(日本特殊陶業)の文字!

今はASウオタニ製のイグニッションコイルがチラ見えしていますが、シュラウドをつけたら当分見ることは無いでしょう。

通りすがりの方が眼にすることはおそらくないでしょう。

渋くていいような、寂しいような・・・。


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そんな気持ちを慰めるようにおまけでついていた「ASウオタニ イグニッションコイル SPⅡ」 ステッカーをこれみよがしにスイングアームへ貼り付けて完成!










・・・さあ、完成はした、筈だが、どうなるか。テストライダーは任せた!!



テスター『・・・いやぁ、この動画のあと少し近所を流してきましたけど、調子いいですよ! めっちゃよかったよ。あー、KSR楽しいな~!』

という、ダイレクトだが伝わらないインプレを頂きました。有難うございました。

でも、まあ、何の先入観も予備知識もないヨメの方が本質的なことを的確に突いてくることがあるからね。こっちにそれを理解する知識がなかった、なんてことも意外と多くて参考になることは多い。

・・・だから、いきなり試運転させるのは決して人柱な訳じゃないですからね!



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KSRが終わったようなので、ついでにビラーゴのタンクキャップも。

給油口にトラブルがないようにしっかりと塞ぎ、キャップを取り外す。

・・・この後部屋に持ち帰って分解してみたのですが、キーシリンダーを抜き取る方法がわからなかったので、今、エンジン用と給油用の2本のキーが必要な状態になってしまった。


うーむ。そんなに困りはしないかもだが、スマートじゃあないな・・・。しかしコレ、自分ではどうしようもないや。(;´Д`)