ヨメが旅行に行っている間に義兄がRX-8の車検のために引き取りに来てくれました。

その時に置いていってくれたのが、ekSPACE。ekワゴンの派生モデルかと思っていたんだけど、名前以外には繋がりらしきものはないみたい。

NMKVという三菱と日産が共同出資して運営している会社の手がけたモデルで、日産ではデイズルークスとして販売しているらしい。いわゆるスーパーハイトワゴンで、現在のところ最後発のものということになりますね。

いわば最新型。こんなのに乗れるなんてなかなか機会がないよね。自ら敢えて乗ろうと思うような車種でもないし。



運転席に座ってまずはとにかく広さを感じる。て、いうか上方向にやたらに広い。なんだかバスの運転手さんゴッコをしているみたいな気分になる。むしろできればそんな気分になって気持ちを盛り上げて動かすのが楽しいかもしれない。



庭の中で停車位置を微調整しようと取り回ししてみたが、不慣れなせいかどうも後ろの感覚がよくわからない。
そんなときに役立つバック&バードビューモニターが装備されているのだが、画面がルームミラーの左半分に表示される仕様になっている。


てっきりこれ、後付のシロモノかと思いましたよ。ナビをつけない人にもバックモニターだけは装備できるようになっているのかな? まあ、あると助かるだろうけどけして見やすくはないかな。でもないよりはずっといい。きっと慣れた頃にはウチのクルマにもバックカメラつけようかしら? と思っていることでしょう。



そうこうしているとヨメから夕方には空港に着くからお迎えにきてくれろ。と連絡。まー、ナビもついてるし、方向音痴サンでもなんとかなるだろうと了承。

二時間前からナビの操作をして、自宅のパソコンでマップを下見して、しっかり予習して出発ですよ。




狭い我が家からの道を抜けて主要路線に。最近の軽はすごいね。そう言われてもう久しいけれど、いつも乗るたび、運転するたびにそう思う。足回りの感触が普通。


普通に快適。

最近の軽は全然安くはない。値段ではなく積極的に選んで買う価格帯のクルマになっているけれど、それに見合った内容が伴っているのかなぁ、という印象がある。

これだけハイトで、なおかつ車幅が制限されているクルマなのに動きがバタバタしないっていうことだけでも単純にスゴイのに、乗り味が本当に普通。悪くない。

軽でこの脚ができることを思えば、随分前にA◎UAに試乗したことがあったが、あの時のあの足回りのキモさは何だったんだと思う。




パワーも登りで多少加速が落ち込むかな? と思わなくもないが、エコランプが消えるのを厭わずアクセルを踏み込めば充分な出力を発生してくれる。

ただ、そのタイミングが1.5拍くらいアクセルワークから遅れてやってくる。

アクセルを グッと踏む→エンジン ウゥーン!! →   加速! 


 という感じだ。まあ、もうこれは今のCVTなら仕方ないとしか言いようがないのかもしれませんね。 CVT乗るたびにキモチワルイキモチワルイ…CVTキモイキモイ…と言い続けてきたが、現状こんなもんなんでしょう。
なんでこんなもんを使い続けるのか疑問だけども、低燃費走行の実績を挙げるためには有利らしいので、エコカー時代の今、人間側が上手く付き合うしかないのでしょう。

それが分かる前に車線変更でヒトの前に入った時、あれ、思ったほど前に進まない、あれ~後ろのヒト邪魔してごめんなさいぃ~。 ってなったけどわかって乗れば一台前のヒトに突っかかる勢いで侵入していけば大丈夫♪ 

でも気がつけばしっかり加速されているからホントに突っ込まないように注意しよう。


空港へ行くために高速も乗ったのだが、ここでもしっかりと安定した走りを見せてくれた。やりますね。
静かに加速し、路面から揺さぶられてガタガタいうこともない。気がつけば(今回気がつけばを多用しているが、別にぼーっとしている訳じゃないですよ、自分的にはしっかりしています)80~90kmは余裕で出ていて、なおかつ若干の余裕すら感じられる。路面は雨で塗れていたけども、タイヤがよいのもあるのか(ブリジストン エコピア)、小さなクルマに乗っているという不安感は無い。


ナビのお陰もあって無事に空港にも到着したし、なかなかお役立ちでした!