昨日の平日休みはクルマで、その前の日曜はバイクで少し出掛けた。
どちらもやはり乗ると楽しい。
バイクの方は殆どの行程をKSRで、最後の5km程をビラーゴで走ったのだが、KSRもイグニッションコイルのおかげか、単に気候がいいだけかはわからないが、とにかく素直に言うことを聞いてくれていると面白く大変刺激的な魅力に溢れたヤツである。
ビラーゴの方も乗り換えると最初、違和感を覚えるほどに乗車姿勢が異なり、小型バイクと比べるとなおさらアメリカン感が増す。あと、プルバックハンドルは脇が開いて寒い。
RX-8も田舎のいい道を走るにはこの上なく楽しい。適度なペース、適度なワインディング。曲がる時、コーナー進入時の素直なステアリング。
曲がっている最中の踏ん張りのナチュラルさはバイクで視線を遠くに送りながら自然とバンクしていくさまに似ている。
そしてコーナーを抜ける時。アクセルと共にコーナー出口へノーズを向けるべくテールが外側へ振れる。この感覚が気持ちいい。
先日のこと。
ヨメが「自分はクルマ好きじゃないのかもしれない」などとメソメソしていたので、そんなことはなかろうということをとうとうと説明しておいた。
最近でこそロータリー、ロータリー。おむすびころりんすってんてん♪ なんて言っているが(言ってない)、〇〇でないと、とか●●であるべき、とかそういった凝り固まった偏見(まあ、それが趣味というものだが)なく純粋に自分にとって快適な一台としてクルマ・バイクを好んでいると思っていたので正直意外だった。
自らの手足で操って移動する、という二輪・四輪の本質的な喜びに目を向けている、いわゆるクルマ好き、バイク好きとはイメージが違うかもしれないが、実にピュアに乗り物が好きなんだ、と思う。○○ではなく、クルマというものの概念が好きなのだ、と。
ほんとうのところはどうなのか,おそらく本人にもわからないだろうが願わくば余計な予備知識などいれず、感性の赴くまま、個々の車両は好きだったり嫌いだったりしていて欲しいものだ。
今後はあまり余計なことは教えないように気をつけたいと思う・・・。
で、ですよ。自分はどうなんだい? と思ったのですが、別に何処か遠くへ行きたいわけじゃない、見るのは好きだが現車をわざわざ見に行くほどの(いざ目にするとやはり画像では美しさのいくらも伝わっていないのはわかるのだが)熱意は無い。
勿論、自分で特にイジれるわけでもない。そもそも趣味的な乗り物を所有している以上ほったらかしにしておくわけにもいかず、見た目にも中身もそれなりにいいコンディションを保っておかねば気持ち悪いではないか。
だから面倒だけど素人でもできる範囲で磨いたり触ったりしているだけで、整備や磨きに趣味性を見出しているわけでもない。
ただ自分の身の回りに健やかに美しくあって欲しい。
しかし、そう思うと愛を注ぐことに疲れてくる。実際、今のクルマ趣味は分不相応だと思っているわけですよ。当然自分の身の丈を超えるモノに乗っているから当然満足感は高い。だが、走る度にいつの間にか出来ている塗装剥がれ。ブッシュ類は結局いつ変えているのか、停車した時によくギシギシいうけどこれはそのせいなのか、それとも別の原因なのか。エンジンオイルはこれでいいのか、信号待ちで変な音が何処からとも無く聞こえてくるけど、これは大丈夫か?
そんなことを気にしながら生きていくのは面倒くさい。費用もかかる。手間とお金を費やしながら神経をすり減らすなんて無意味どころか害悪である。
手ごろな値段の中古車を買って、水と油だけ交換しながら、3車検置きくらいに買い替えでまた手ごろな中古に乗り換え、という付き合い方が、クルマのコンディションにも神経質にならずにすみ、気楽に乗ることができる筈。
所詮はモノなので生まれた瞬間からどんどん劣化していくもの。もっとドライなお付き合いをしたい。
そうは思うのだが、今そう思えるのはとりあえず一回ソレっぽいクルマに乗ったからで、しかもそれはまだ手元にあって、維持するだけならとりあえず何とかはなる、ので、あえて手放すのも惜しいしなぁ・・・。
と、執着心が無いわけでもない。
好きか無関心か、で問われると明らかに好きだ、と自分では思うのだが・・・。
街行く美女を見かけるのは好きだが、わざわざ美女を目当てに出かけることもなければあえて親しく付き合おうと画策することもない。今の彼女とはたまに小さな揉め事が起きることもあるけれど、別れてしまおうと思うほどの亀裂があるわけでもなく、むしろ「まぁ、コイツはコイツで可愛らしいとは思ってるんだよなぁ・・・」と憎からず思ってはいる・・・。
って、あれ? そう置き換えると結構普通に良識的なお付き合いをしているんじゃないの・・・?
どちらもやはり乗ると楽しい。
バイクの方は殆どの行程をKSRで、最後の5km程をビラーゴで走ったのだが、KSRもイグニッションコイルのおかげか、単に気候がいいだけかはわからないが、とにかく素直に言うことを聞いてくれていると面白く大変刺激的な魅力に溢れたヤツである。
ビラーゴの方も乗り換えると最初、違和感を覚えるほどに乗車姿勢が異なり、小型バイクと比べるとなおさらアメリカン感が増す。あと、プルバックハンドルは脇が開いて寒い。
RX-8も田舎のいい道を走るにはこの上なく楽しい。適度なペース、適度なワインディング。曲がる時、コーナー進入時の素直なステアリング。
曲がっている最中の踏ん張りのナチュラルさはバイクで視線を遠くに送りながら自然とバンクしていくさまに似ている。
そしてコーナーを抜ける時。アクセルと共にコーナー出口へノーズを向けるべくテールが外側へ振れる。この感覚が気持ちいい。
先日のこと。
ヨメが「自分はクルマ好きじゃないのかもしれない」などとメソメソしていたので、そんなことはなかろうということをとうとうと説明しておいた。
最近でこそロータリー、ロータリー。おむすびころりんすってんてん♪ なんて言っているが(言ってない)、〇〇でないと、とか●●であるべき、とかそういった凝り固まった偏見(まあ、それが趣味というものだが)なく純粋に自分にとって快適な一台としてクルマ・バイクを好んでいると思っていたので正直意外だった。
自らの手足で操って移動する、という二輪・四輪の本質的な喜びに目を向けている、いわゆるクルマ好き、バイク好きとはイメージが違うかもしれないが、実にピュアに乗り物が好きなんだ、と思う。○○ではなく、クルマというものの概念が好きなのだ、と。
ほんとうのところはどうなのか,おそらく本人にもわからないだろうが願わくば余計な予備知識などいれず、感性の赴くまま、個々の車両は好きだったり嫌いだったりしていて欲しいものだ。
今後はあまり余計なことは教えないように気をつけたいと思う・・・。
で、ですよ。自分はどうなんだい? と思ったのですが、別に何処か遠くへ行きたいわけじゃない、見るのは好きだが現車をわざわざ見に行くほどの(いざ目にするとやはり画像では美しさのいくらも伝わっていないのはわかるのだが)熱意は無い。
勿論、自分で特にイジれるわけでもない。そもそも趣味的な乗り物を所有している以上ほったらかしにしておくわけにもいかず、見た目にも中身もそれなりにいいコンディションを保っておかねば気持ち悪いではないか。
だから面倒だけど素人でもできる範囲で磨いたり触ったりしているだけで、整備や磨きに趣味性を見出しているわけでもない。
ただ自分の身の回りに健やかに美しくあって欲しい。
しかし、そう思うと愛を注ぐことに疲れてくる。実際、今のクルマ趣味は分不相応だと思っているわけですよ。当然自分の身の丈を超えるモノに乗っているから当然満足感は高い。だが、走る度にいつの間にか出来ている塗装剥がれ。ブッシュ類は結局いつ変えているのか、停車した時によくギシギシいうけどこれはそのせいなのか、それとも別の原因なのか。エンジンオイルはこれでいいのか、信号待ちで変な音が何処からとも無く聞こえてくるけど、これは大丈夫か?
そんなことを気にしながら生きていくのは面倒くさい。費用もかかる。手間とお金を費やしながら神経をすり減らすなんて無意味どころか害悪である。
手ごろな値段の中古車を買って、水と油だけ交換しながら、3車検置きくらいに買い替えでまた手ごろな中古に乗り換え、という付き合い方が、クルマのコンディションにも神経質にならずにすみ、気楽に乗ることができる筈。
所詮はモノなので生まれた瞬間からどんどん劣化していくもの。もっとドライなお付き合いをしたい。
そうは思うのだが、今そう思えるのはとりあえず一回ソレっぽいクルマに乗ったからで、しかもそれはまだ手元にあって、維持するだけならとりあえず何とかはなる、ので、あえて手放すのも惜しいしなぁ・・・。
と、執着心が無いわけでもない。
好きか無関心か、で問われると明らかに好きだ、と自分では思うのだが・・・。
街行く美女を見かけるのは好きだが、わざわざ美女を目当てに出かけることもなければあえて親しく付き合おうと画策することもない。今の彼女とはたまに小さな揉め事が起きることもあるけれど、別れてしまおうと思うほどの亀裂があるわけでもなく、むしろ「まぁ、コイツはコイツで可愛らしいとは思ってるんだよなぁ・・・」と憎からず思ってはいる・・・。
って、あれ? そう置き換えると結構普通に良識的なお付き合いをしているんじゃないの・・・?