KSRのテールランプが球切れしていたのでそれの交換と、走っているとフロントがブルブル振れると言っていたヨメの言を確認すると空気圧が落ちていたので補充。車載の空気入れが壊れてアストロのを積んでいたんだが、今回初使用。
ケーブルの差し込みに戸惑ったがなんとか使えた。
でも、空気入れについているエアゲージはあまりアテにならないので(取り外す時に空気が抜けちゃう?)、完了後に必ず別途エアゲージで測ること。大体0.5〜6くらい高めに入れたので狙った圧になりそうな雰囲気。
ほーら、ケイティちゃんですよー。萌えますねぇ…。
本日はKTC、京都機械工具株式会社へやってきました! 工場見学、というか、敷地内にあるミュージアムを見に訪れたのですね。
本来は一週間前に予約を入れていたのですが、近年まれに見る台風被害のため、向かえなかったので一週ずらして行く事になった訳です。
今回は一般のKTCものづくり技術館、…ではなく、有料(2018年現在500円)の nepros museum360°(ネプロスミュージアムサンロクマル)へ。信頼のブランドKTCの中でも更に拘り尽くしたハイブランドのネプロスを、見て、触れることの出来るミュージアムなのですよ。
ものづくりの女神、の横にある(この画像で言うと右手にある)扉から入ります。まるで壁のような、ノブのないドアに、ラチェットを差し込んで開きます。
エントランスは暗くて撮っていないのですが、KTCの本拠地である京都らしい佇まい。
ほら、京都っぽい! フルセットで金閣寺(だったかな?)が蒔絵で描かれているドライバーだよ! 遊び心だね! まあ、ものはよいんだろうがなんか使いにくい。展示用だったり贈答用(?)だったりするんじゃないでしょうか。
WRC参戦中のTOYOTAGAZOORACINGに提供しているものと同一のセット。工具をケースにぴったりとはめ込めるようになっているため、欲しいものが探しやすく、今ケースに無いものが一目でわかる。時間との戦いであるレースシーンらしい工夫がなされている。
ソケットの精度の話(より正確な寸法で作ろうと思えばあえてJIS規格を無視せねばならない)や、より薄く作るための技術開発、鏡面よりも磨かれていそうな鍍金の研磨、なにより開発時に「その製品が美しいか」を問う姿勢。感覚的な話に聞こえるが、美しいと感じられるモノにはその形状である必然が備わっている、ということなのだろう。逆に言えば美しくなければもしかしたらドコかの部分に負荷がかかっていて脆い道具になっている、なんてこともあるかもしれない。
小さいドライバーなんかだとこうやってロボに持たせてもいいですね。
がおー!
この見学の際にセミオーダー(柄のカラーや名入れなど)でラチェットが作れるのですが、まあ、素人作業にネプロスはいらないな、というのが見学してよくわかったので断りましたが、今にして思えば「福豆モータース」あるいは「FukumameMotors」のオリジナルラチェットをこしらえてもよかったかもしれない。
ネプロスでないとダメ、というシュチュエーションは素人ならまあないと思う。ただギア数が通常のラチェットに比べ約三倍の歯数なのでより細かく動くため、体感的にはシームレスに回せる気持ちよさはある。狭いところなんかでは有効だと思う。…アレ? ていうことは8のオイルフィルター替えるのなんかに使えば便利なんじゃ…?
実質一時間程度の滞在だったのですが、中々密度の濃いひと時を過ごせました。よかったです。また次は通常の技術館も見てみたい…かな?
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